NEIGHBORHOOD HOUSE SURVEY
近隣家屋調査
近隣家屋調査とは、建設工事や解体工事などを行う前に、工事現場の周辺にある建物の現状を調査・記録する作業です。
この調査は工事による影響を客観的に判断するための重要な証拠となり、施工者、発注者、近隣住民のすべての関係者にとって有益な保険的役割を果たします。
近隣家屋調査の概要
OVERVIEW
工事着工前に周辺建物の外観や内部の状態を詳細に記録します。ひび割れ、沈下、傾き、既存の損傷などがあれば、写真や図面で文書化します。また、必要に応じて建物の傾きや振動測定などの計測も行います。
調査のタイミングと調査対象
SURVEY TIMING AND SCOPE
工事着工前の事前調査に加え、状況に応じて工事中、工事後にも調査を実施します。
- 工事前(事前調査)現状の記録
- 工事中(中間調査)変化の監視
- 工事後(事後調査)比較確認
調査対象
建物の外壁や基礎
- ✔︎ 外壁の亀裂、浮き、はらみ
- ✔︎ 叩き、布基礎などの亀裂、破損
- ✔︎ 建物の沈下、傾斜 など
室内の壁、天井、床
- ✔︎ 内壁の亀裂、隙間、浮き、はがれ
- ✔︎ 柱、床などの傾斜
- ✔︎ 天井の亀裂、漏水跡 など
建具(窓やドアなど)
- ✔︎ 建具の建付け状況 など
外構(塀や門など)
- ✔︎ 塀や門柱、門扉などの沈下、傾斜、損傷 など
公共施設(道路、側溝など)
- ✔︎ 道路工事など大規模工事における
家屋の影響 など
近隣家屋調査の必要性
NEED FOR INVESTIGATION
近隣家屋調査は建設工事や解体工事を行う上で、すべての関係者にとって有益な保険的役割を果たし、建設プロジェクトの円滑な進行と将来的なトラブル防止のための重要な予防策といえます。
- トラブル防止
- 工事により近隣建物に振動や騒音が発生し、亀裂などの損傷が生じる可能性があります。事前に周辺建物の状態を記録することで、工事による影響かどうかを客観的に判断できます。
- 建築基準法の要件
- 一部の大規模工事では、法律や条例により周辺家屋への影響調査が義務付けられている場合があります。
- 近隣関係の維持
- 事前調査を行うことで近隣住民に対する配慮を示すことができ、良好な関係を維持できます。
- 保険対応の円滑化
- 万が一、損害が発生した場合、保険会社への報告や補償交渉がスムーズに進みます。
正確かつスピーディな対応により、
お客様のニーズにお応えします
ネクサス分析センターは、環境計量士や様々な資格者が在籍しているプロの集団です。また、人為的ミスを排除するために、エクセルやワードなど人の手で作成するのではなく、システム化を実施しています。そうすることで、他社では真似できない正確性と報告書納品までの圧倒的なスピードを実現しています。
サービス提供の流れ
01
無料相談
HPのお問合せフォームまたはお電話でご相談ください。
02
お見積り
条件に合わせてお見積書を作成します。
03
打ち合わせ
電話・オンライン・訪問にて調査内容を確認します。
04
調査日程決定
関係者の方々のご予定を踏まえて日程を決めます。
05
調査開始
調査軒数により所要時間は変わりますが、1軒あたり1〜3時間が目安です。
06
報告書提出
調査が終了してから2週間以内に報告書を納品します。
その他事業紹介
OTHER BUSINESSES
アスベスト調査・分析・測定
ASBESTOS SURVEY, ANALYSIS AND MEASUREMENT
アスベストの事前(スクリーニング)調査や建材中の含有分析、空気中のアスベストの濃度測定など幅広く対応しています。
シックハウス測定
SICK HOUSE MEASUREMENT
室内の空気中に含まれる化学物質の濃度を測定し、建物内の空気環境を評価します。
室内遮音性能測定
INDOOR SOUND INSULATION PERFORMANCE MEASUREMENT
壁、床、天井、ドア、窓などの建築部材がどの程度騒音や振動を遮断できるかをJIS規格などの測定方法に基づき測定します。
その他分析・測定
OTHER ANALYSIS AND MEASUREMENT
産業廃棄物分析やダイオキシン類測定、土壌や水質分析、PCB分析、塗膜分析など幅広く対応しています。