建物オーナー様、ビル管理業者様へのご提案

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アスベストは”静かな時限爆弾”と呼ばれ、数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんを引き起こします。

国は戦前から有害だと分かっていながらも、その有用性、経済性から「管理して使えば安全」と十分な規制を行わず、多くのアスベストを使用してきました。
その為、有害性があると知らされていない建物オーナー様は、事前調査や解体に予定外の出費が必要になることがありますので被害者の方々の1人だといえるのではないでしょうか。
私たちは、測定を通じて少しでもオーナー様のお力になれればと考えております。

使用中の建物に対する規制

現状でアスベストが使用されているかを調査し、劣化がひどい場合は飛散の恐れがあるため、除去・封じ込め・囲い込み等の処置をすることが必要です。
(石綿則第10条、建築基準法第10条、第28条の2、国土交通省国住指 平成18年第1539号)
現状を調べるにはスクリーニング調査が必要です。
また、建物を売買する際にもアスベストの有無の情報は必要になります。

アスベストスクリーニング調査

アスベストスクリーニング調査とは・・・建築物のどこにアスベストが使用されているかを調査します。

第1スクリーニング → 設計図書や施工記録を確認して、アスベスト含有の可能性がある場所を確かめます。昔の設計図書は古くなって見えにくくなっていたり、改修工事をしていたりして、必要な情報を確認できない場合があります。

第2スクリーニング → 現地で直接建物を見て調査します。目視確認で判断ができない場合、試料を採取し、分析を実施します。

アスベスト粉じん気中濃度測定

建物にアスベストを含む吹付け材がある場合には、その劣化度を調べる必要があります。建材が劣化していた場合、アスベスト飛散の恐れがあるため、除去・封じ込め・囲い込み等の措置が必要です。

措置をするにも費用がかかることなので、すぐに措置できない場合もあります。
その際は、従業員様やお客様の健康の為にも、定期的に環境空気中のアスベスト粉じん気中濃度測定をして、現状でアスベストが飛散していないかどうかを調べましょう。